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「桑田真澄の言葉に拭えぬ違和感」という記事に違和感 [野球]

Yahoo!スポーツニュースをチェックしていて
右側にあるアクセスランキングの1位になっている記事が
気になり読んでみました。

「“盟友”清原逮捕にペラペラ 桑田真澄の言葉に拭えぬ違和感」
というタイトルの記事です。

読み終わって なんかもやもやした感じがしました。


日刊ゲンダイが
清原容疑者が逮捕されたことに対しての桑田さんの会見について
吉川潮という作家のコメントを引用して記事を書いています。

桑田さんが会見で言っていたのは

「4~5年前から清原に対し小姑のように忠告を続けていたが
本人から 一切、関わらないでくれと言われ絶縁状態だった。
もう少し言い続けていればよかったのかもしれない。
2人で力を合わせて野球界に貢献できる日を心待ちにしたい」

まとめるとこういうことになると思います。

それに対し、作家の吉川氏は

「ことが起きてからいろいろ言っても意味はない。
関わらないでくれと言われたのだとしても、恩師や他の友人などの力を借りて
なんとかするのが、本当の友達ってもんでしょう。
要するに、実際の2人は友達でも盟友でもなんでもなかった
ということなんだろう。図らずも、それがよく分かった」

などとコメントしています。


そしてこの記事主はドラフト会議の時の話を出してきて

「そもそも2人はドラフト会議で関係にヒビが入った。
桑田は早大進学を希望していたが、巨人に単独1位指名されると
手のひらを返して巨人入り。
このドラフトが清原の人生に最初に影を落としたとすれば、
そのキッカケをつくったのが桑田だろう」としています。


そのころのことはあまり覚えていませんが
18歳の高校生が天下の巨人から1位指名されればそりゃ巨人に入るでしょう。
(巨人と密約があったのではという噂もあったようですが)

その年、投手がほしかった巨人が、清原容疑者ではなく桑田さんを選んだだけ。
そんなことは他にもいくらでもあるわけで
桑田さんが悪く言われるのはおかしな話だと思います。


そのあと記事主は

「桑田が早大を断って巨人に入ったために、PLの後輩は
早大進学のルートを断たれた。(中略)これは動かせない事実だ」
「PL野球部が衰退していく契機は、間違いなく、あのドラフトにあった。
その決断に伴う責任はあるはずだ」

という清原容疑者が過去に書いたコラムを引用し

「そう正論を並べ、桑田の偽善や自己中心的な言動を批判している」

としています。

PL野球部が衰退していったのも桑田さんのせいなのか。


最後に

「みんなで彼を支えることも必要」という桑田さんの言葉に対しての

「そういうものは報道陣の前で公言するものではない。
自分をいい人に見せようという思惑が透けて見えるようで、残念でしたね」
という前述の作家のコメントをのせ

「これが、まっとうなファンの感想だ」といって締めています。

「まっとうなファン」ってなんですか。



なんなんでしょうか、この記事は。

アクセスアップを狙ってわざと書いているんでしょうか。

もしそうなら大当たりですね。

この記事に対するコメントだけでも7日の時点で1700件を超えています。

そのほとんどがこの記事に対していいことは書いていません。


あの会見にして、私はテレビでちらっと見ただけですが
しっかり言葉を選んで話をしていたと思います。

あの会見を受けてどうしてこういう記事が書けるのでしょうか。

この人は桑田さんのことを前からよく思っていなかったんでしょうね。

それが言葉の端々に表れています。

私は、吉川という作家のコメントに対してというより
桑田さんへの悪意を感じるこの記事に嫌な感じを覚えました。

私は桑田さんのことはよく知りませんが、
友人が逮捕された上にこんな記事を書かれるなんて気の毒。

記者の名前は書いていませんが、日刊ゲンダイに対して
確実に印象が悪くなりました。

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