テニス界で八百長疑惑 四大大会優勝経験者も？

１８日から行なわれている全豪オープンテニスで
八百長の問題が話題になっています。

そのニュースについてまとめてみました。



ＢＢＣ放送などが
テニスの四大大会を含めた国際大会で
八百長が行われた可能性があると報じた。

ロシアやイタリア北部に拠点を置く組織が
八百長が疑われる試合に賭け
数十万ポンドの利益を受けていたという。

個人名は明かされてはいないが
１６名のトップ選手に疑惑がかけられるも
制裁措置などはとられておらず

そのうち半分の選手が今年の全豪オープンに
出場しているとか。


以前にも、八百長問題で
チャレンジャー大会に出場している
多くの選手たちが処分を受けてきており

トップ５０にいた経歴を持つ中では
スタラーチェとブラッチャリという２人のイタリア人が
永久追放というかたちで処分されている。

しかし、今回の報道では
疑いが持たれている選手の中には
四大大会優勝経験者も含まれているという。


２００７年、そのころ成長株の一人だったジョコビッチも
ロシアのサンクトペテルブルグの大会前に

「直接ではないが、私のチームスタッフを通じて
八百長を持ち掛けられたことがある」と、そして

「この６、７年で似たような話を聞いたことはない。
証拠がないのだから、ほっておくべきだろう」などと話した。



選手委員会の会長も務めていたフェデラーは
この疑惑は最近のものではないとしながらも
真剣に扱わなければならないとし

疑いが持たれている選手の名前は公表されるべき
との考えを示した。




それにしても、なぜいま公表されたのだろう。

八百長なんてあってはいけないことだし
あったのならちゃんと正さないといけないと思いますが

選手が今年最初の四大大会の試合に向けて集中したいときなのに。


今までにも、テニスや相撲などで八百長問題があったり
野球では賭博問題があったりしましたが

スポーツを純粋に楽しみたい人たちにとっては
とっても残念なことですね。



ちなみに八百長の語源はＷｉｋｉｐｅｄｉａによると

八百長は明治時代の八百屋の店主「長兵衛（ちょうべえ）」に由来するといわれる。
八百屋の長兵衛は通称を「八百長（やおちょう）」といい、大相撲の年寄・伊勢ノ海五太夫と
囲碁仲間であった。囲碁の実力は長兵衛が優っていたが、八百屋の商品を買ってもらう
商売上の打算から、わざと負けたりして伊勢ノ海五太夫の機嫌をとっていた。

ということです。





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